ひろがり

富士山 01.2014
富士山 01.2014

 

 

年末年始。一年を振り返るとき。

 

沸き上がる想いに、人と交わす挨拶・礼状に感謝が溢れる、嬉しい季節。

2013年。仕事を通じて、プライベートを通して、お目にかかった方々(才能)。

有形な世界の奥深さに唸らされ、無形な世界のそれには感嘆させられ、

魅せられた1年。幸せ。感謝。

 

どちらの世界も共に美しく、神秘そのもの。等しく大切で愛おしい。

 

私=からだ ではないから。内側の「きらきら」を近くに感じられるように。

その「きらきら」の源(ソース)である大きな力との繋がりを失わないように、いつも思い出していたい。

でもその「きらきら」はこの地球上では肉体(からだ)の中でしか存在できないのだから。同じく大切な神殿(からだ)。

怪我なく、痛みなく、機能的に、健やかでありたい。

 

 

何事も、否定してナシにしてしまうのは簡単。楽チン。

マインドは満足げに「よしよし」というだろうけど、

でも

「そんな事もあるかもしれない」「それもありだよね。」

というのびしろを残しておきたい。

 

見える世界のことも、見えない世界のことも。

自分に対しても、ひとに対しても。

 

Noと線を引いてしまったらそこで終わってしまうから、

可能性を残しておきたい。Openでありたいなと思う。

語尾にひろがりを持たせたい。だってその方がワクワクするしね。

 

 

何のことであれ、誰のことであれ、私たちが何かを否定するとき、

そこには恐れがある。

だったら、勇気を持って微笑んでいる人でありたい。

 

 

 

 

アーサナの時間。

いわゆる挑戦ポーズと言われる逆転のポーズやアームバランスでは、

たいていクラスルームにピーンと緊張が張りつめる瞬間がある。

 

そんな時こそユーモアと笑い。

 

「こうでなければいけない(ポーズの完成形への執着)」

「あーこれ無理、苦手(否定)」

これらのマインドのおしゃべりが私たちの恐れを掻き立てる時、

呼吸は止まり、身体はこわばり、悪循環...。

 

そこで救世主の「クスっ」と笑い。

どてっとこけた自分に、すんごい必死になってる自分に、

もう一人の自分が笑ってあげられる余裕があると..しめたもの!

また、そうあれる領域の中で頑張ればいい。

これはマットの上でなくても同じかなぁと思う。

 

笑顔は自分へ贈る最大のセラピー。

 

 

四角□ でなく まぁるく◯ ありたい。

直線でなく、カーブを楽しめるようでありたい。

それは迷走なんじゃなくって、

進む方向を見据えながらも寄り道を大いに遊べる余裕を持つ感じ。

 

 

 

新年早々ちょっとしたアクシデントでバタついた。

そんな日の瞑想。

降りてきた言葉は

「不意打ちの時こそ、自分の智慧が試されるもの。」

 

...だよね〜。苦笑するしかない。

 

 

You've caught me off guard, Universe!!" (不意打ち食らった!)

 

そう言って空を仰いで、クスって笑って乗り越えていける人でありたい。

 

 

ここから始まる2014年はまだ真っ白のキャンバス。

誰が何と言おうと、自分のマインドが何と言おうと、ひろがっている無限の可能性。

どうにでもなる。私、次第。

否定しない、決めつけない。

ユーモアと笑いで描いていこう。