"We all are artists of our own lives"
「私たちはみなそれぞれに、自らの人生のアーティストである。」
ー最近心に留まった言葉。
この身体、という小宇宙空間をどう保つのか、
そのスペースの中でどれだけ深く呼吸するのか、
それは私次第。
この空間の中にどのような思考を住まわせること許すのか、
どんな思考を選び、どうコントロールするのか、
それは私次第。
それが私というアーティストの作り出す「作品」となる。
その自らが作り出した内側の世界をレンズにして、私たちは外の世界を見る。
そして言う。「これが現実の世界だ」と。
外の世界はどうしようもない。
目をそらしたくなるようなあんな出来事にも、
苦手なあの人の言動にも、
コントロールは及びはしない。
でも、内側の世界は自分の意識ひとつで
自由自在。
自由であり、責任。
内側が変われば、
外側に見えてくるものが変わるだろう。
私のアンテナにひっかかるもの、
私のアンテナが拾えるもの、
が変わるだろう。
そもそも幻想の「現実」は私、次第。
ヒーリングというと、
何かドラマチックな出来事があった特定の人だけに必要な癒しの作業
のような印象を持つ人もいる。
でもそれはもっと身近なもので、
ストレスから逃れられない現代人みなに日々必要な「プロセス」だと思う。
頭の中から消えないそのマインドのチャットも、
ひっきりなしによぎるそのイメージ・印象も、
不定愁訴とよばれ続くその身体の不快感も、
みな理由があってそこにある。
だから否定しない、一旦見守る。
批判、評価、コメントしてしまうそのジャッジの目を見守る思いやりに。
他へ、己へ抱く苦味、渋みを智慧へ。
変換していくプロセス ーヒーリング。
尊敬するスピリチュアルリーダや、ヨガマスターたちの言葉に共通するのは、
「恐れから愛へ」
というプロセス。
壮大にも思えるこの工程。。
最近見た素敵なショートフィルム
”Be a Man" by Bob Gottfried のエンディング曲 ~'Cause Love is Easy~
にあったこんなフレーズ。
"Just don't despair, don't give up, no need to dwell in pain..."
"Love is easy if you don't allow your mind to lie..."
"...If you trust and try."
そう、大切なことは実はシンプル。
そしてだから、難しくもあるけど。
どんな混沌の中でも、その指標を忘れずに進んでいけますように。
来る新年も、人類がまた一歩「愛」へのプロセスを辿っていけますように。
2015年
みなさん良いお年をお迎えください。